コバエの種類と生態 |
コバエ類とは、ハエに属する昆虫で、その中で体長が2mmや3mmなど微小なハエ類を便宜的にコバエ(小バエ)と呼んでいます。(コバエという種類は存在しません。)
■コバエ類による被害
コバエ類は体が非常に小さいため、わずかな隙間からも侵入してき、不快感をもたらします。また、食品のニオイに誘引されやすい種は、食品工場や飲食店、コンビニなどに飛来し、食品の周りを飛んだり、食品内へ潜り込み産卵するなど異物混入することもあります。
コバエ類は飛来してくるだけでなく、少量の餌からも発生することが可能なため、わずかでも厨芥や腐敗物を放置しておくと、屋内で大発生して問題になることもあります。 |
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ショウジョウバエ類 |
ショウジョウバエ科に属するハエで、日本では約260種が知られている。
欧米ではFruitFly(果実バエ)とよばれ、腐敗した果物や樹液を好んで集まる。代表的な種にキイロショウジョウバエ Drosophila melanogasterとクロショウジョウバエ Drosophila virilis がある。
キイロショウジョウバエは、体長約2mm、黄褐色で目は赤色。世界中に分布。
雌成虫は羽化後3〜4日目で産卵をはじめ、発酵した腐植物質や酒粕、ぬか味噌、生ゴミなどに産み付ける。卵から成虫まで約10日間(25℃の温度条件下)と非常に速く、一般家庭でも生ゴミを放置しておくと、すぐに集まり発生することがある。
成虫は室内の明かりにもよく誘引される。 |
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ノミバエ類 |
ノミバエは体長2〜3mm程度のコバエで、体色は黄褐色や黒っぽい色をしている。
腐敗物や食品に誘引されて隙間から室内に侵入してくることが多い。
体が小さく、動きはすばしっこい。羽を使って飛ぶが、食卓の上や壁面、物の上を素早く走りまわる行動がよく見られる。
幼虫は主に腐敗した動植物質から発生し、ショウジョウバエと同様、室内で発生しやすいコバエである。その他、動物の排泄物や昆虫の死骸などから発生する種もある。
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クロバネキノコバエ類 |
体長は約2〜4mmで、体色は黒〜黒褐色をしている。体が小さいことと、建物周辺の緑地から発生するため、建物内への侵入してくることも多い。室内の明かりにも誘引されやすい。種類によってはジャガイモやキュウリなど作物の根部を加害する。また、観葉植物など植木鉢が置いてあると、室内で発生することもある。 |
※チョウバエ対策はこちら
※ユスリカ対策はこちら |
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■コバエ対策について
コバエは屋外から入ってきている場合と,屋内で発生している場合とで対策が異なります。
■屋外からコバエが入ってくる
1)コバエの侵入防止
窓やドアはできるだけ開放せず、窓には網戸(なるべくメッシュの細かいもの)を取り付けましょう。
建物の出入口(外側)に薬剤を蒸散する殺虫器を取り付けると、飛んでくるコバエを駆除するので、コバエ侵入の防止対策になります。
2)コバエを誘引防止
コバエ類は食品のニオイや、建物の灯り、熱などに引き寄せられて飛んできます。
(灯りの対策)
店舗の照明に多数、虫が飛んできている場合、室内の蛍光灯など照明は、虫が好む波長の光(紫外線)をカットした蛍光灯(防虫用蛍光灯)に変更したり、紫外線を遮断するもの(紫外線カット資材)を取り付けます。
もしくは、窓に紫外線を遮断するフィルム(窓用防虫フィルム)を貼れば、室内の灯り(虫が好む波長の光)が外へもれず、コバエが集まってくるのを抑制します。
※ただし、窓用の防虫フィルムは施工が難しい(うまく貼れないことが多い)ので、照明による対策の方が便利です。
屋外の外灯が、コバエの多数飛来によって困っている場合は、外灯も紫外線を放出しないランプ(防虫ランプ)に取替えると有効です。
3)殺虫剤による駆除
コバエが窓に止まって困っている場合、窓用の殺虫剤を散布すると、窓に止まるコバエを駆除します。
■屋内のコバエ対策 ・ 室内でコバエが発生
1)コバエの捕獲・殺虫
屋内にいるコバエはエアゾール式殺虫剤で殺虫できます。
台所の三角コーナー周辺や漬物容器など食品を置いている所など殺虫剤が使いにくい場所では、ハエ取りリボンを吊り下げておくとコバエを捕獲します。また、ライトトラップを設置すると中に入ってきたコバエを捕獲することが可能です。
問題となっているコバエが「ショウジョウバエ」と分かっている場合は、ショウジョウバエが好むニオイで誘引し捕獲するトラップ(ショウジョウバエ用トラップ)を用いると捕獲できます。
2)発生源対策
屋内でコバエがわいている場合は、発生源対策が最も重要となります。
そのため、コバエ(幼虫)が発生している箇所や腐敗物などを探し、廃棄できるものは捨てます。浄化槽内や側溝内で発生している場合は、清掃をして発生源となる腐敗物を取り除きます。
浄化槽など発生場所が分かっていて、薬剤で駆除する場合、安全性の高いコバエ駆除剤(IGR)を散布して殺虫します。
※コバエ類は、発生源の特定が難しい害虫ですので、発生原因が分からない場合は、害虫駆除業者へ相談することをおすすめします。
※チョウバエ対策はこちら
※ユスリカ対策はこちら |
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■小型の蒸散殺虫器「 ウルトラベーププロ」
“どこでも蚊取りベープ”の業務用。スイッチONで、目に見えない蒸気の殺虫剤が放出。飛んでくるコバエを駆除、忌避します。 |
■窓・ガラス用の殺虫スプレー「 PGガード」
窓をくもらせずに殺虫剤をスプレーできる窓の殺虫剤。スプレー式で手軽に作業が行なえ、コバエ対策におすすめです。 |
■コバエ駆除剤(IGR剤) 「 デミリン発泡錠」
昆虫の脱皮を阻害する作用をもつコバエ幼虫駆除剤。浄化槽など発生場所が分かっている時のコバエ対策に有効です。 |
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■コバエ捕獲 「 インバイト コバエ用トラップ」
ショウジョウバエが好む酢酸(さくさん)の臭いで誘引し、捕獲するショウジョウバエ用トラップです。 |
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■防虫仕様の蛍光灯「 アインセライト−ワンランプ」
コバエなど虫が好む波長の光(紫外線)を放出しない防虫用の蛍光灯です。建物へのコバエの飛来防止対策に。 |
■蛍光灯の紫外線カット「 バンガード」
透明の筒状カバーで、蛍光灯に差し込むだけで、コバエが好む光(紫外線)をカットします。既存の蛍光灯に使える簡単な資材。 |
■窓用防虫フィルム「 ウインドウバリア」
窓に貼る防虫フィルム。虫が好む光(紫外線)をカットし、屋外のコバエが誘引され飛んでくるのを防止します。 |
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■捕虫器(ライトトラップ) 「 ムシポンMPS-2000」
スタンダードな捕虫器。捕獲された虫(ハエ取り紙)が見える構造なので、厨房や工場など人目の気にならない所での使用がおすすめ。 |
■捕虫器(ライトトラップ) 「 ディスクリート」
シンプルデザインの捕虫器。店舗やカフェなどでも美観を損ねず取り付けられます。捕獲された虫も見えない構造。もちろん虫はしっかり捕獲します。 |
■捕虫器(ライトトラップ) 「 ベクタープラズマ」
大型のライトトラップ。高いワット数で、コバエを強力に誘引・捕獲します。デザインもスタイリッシュで店舗にも設置しやすいタイプです。 |
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